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研修会社
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LMS
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教育事業

この記事の結論
運用の負荷を外部システムに委ねることで、教え手は「自分たちにしか語れない核心の指導」だけに集中でき、教育事業を早期に立ち上げることができる。
「自分たちの技術や知見を教育事業として形にしたい」——そう考える研修会社や専門スクールほど、実際に動き出してみると一つの大きな壁に直面します。それが「コンテンツ制作とシステム管理の圧倒的な運用負荷」です。
動画を撮影・編集する手間、受講者ごとの進捗を追う管理業務、テスト問題の作成と採点、受講者からの問い合わせ対応……。教えることに集中したかったはずなのに、いつの間にかそれ以外のタスクに大半の時間を奪われているという状況は、教育事業立ち上げの現場でよく聞かれる話です。
特に問題なのは、コアバリューである「自社独自の指導メソッド」を磨く時間が削られることです。オンライン講座の差別化要因は最終的には「何を、どのように教えるか」という中身にあります。そこに注力できない構造になっている限り、事業として持続的な成長を描くことは難しくなります。
また、汎用的な基礎知識(ビジネスマナー、ITリテラシー、会計基礎など)のコンテンツを自社で一から制作しようとすると、膨大な制作コストと時間がかかります。「まず形にして受講者に届ける」というスピード感が失われてしまいます。

教育事業の立ち上げにおいて、「外に委ねるべきもの」と「自分たちが持つべきもの」を明確に切り分けることが重要です。
ビジネス基礎やITリテラシー、マーケティングの基本といった汎用的な学習コンテンツは、既存の信頼できるリソースを活用することで制作コストを大幅に抑えられます。また、受講者管理・動画配信・テスト採点・進捗追跡といった機能は、専用のプラットフォームに任せることで、社内の運用負荷を最小化できます。
自社にしか語れない「業界経験に基づいた具体的なノウハウ」「実践的なケーススタディ」「現場で通用するスキルの伝え方」——これこそが、競合との差別化を生む資産です。この部分の磨き込みに、教え手の時間とエネルギーを集中させることが、事業の価値を高める最短経路です。
最小限のコンテンツでスタートし、反応を見てから拡張する
完璧なカリキュラムを揃えてから公開しようとすると、立ち上がりが遅くなります。まずは「独自性のあるコアコンテンツ」だけを揃え、受講者の反応を見ながら改善・拡張するサイクルを回す方が、事業として早く成立します。
受講者に「選ばれる理由」を1文で言えるかを確認する
「なぜ他ではなくここで学ぶのか」を受講者目線で明確にすることが、集客と継続率の両方に効きます。
受講者のフォロー体制を設計時から組み込む
オンライン教育で事業が長続きするためには、「受講者が孤立しない設計」が不可欠です。次のセクションでその具体的な要件を見ていきます。

受講者が自発的に学び続ける場を作るには、「良いコンテンツ」だけでは足りません。受講者が「自分のことを気にかけてくれる誰かがいる」と感じられるインフラが必要です。
一方通行の動画配信やPDFテキストの配布だけでは、受講者は「置いてけぼり感」を覚えます。ライブ配信によるQ&Aセッション、コメント機能、チャット機能——こうした「リアルタイムで反応が返ってくる仕掛け」を定期的に組み込むことで、受講者は「自分はこの学びの場の参加者である」という当事者意識を持てるようになります。
「2週間ログインがない受講者にアラートが出る」「テストの点数が一定以下の受講者に自動でサポートメッセージが届く」——このような学習行動データの可視化と自動フォロー機能があると、運営者の手間をかけずに受講者の離脱を防ぐことができます。感覚に頼った個別対応から脱却し、データに基づいた先手のフォローが実現します。
受講者同士が互いに刺激し合うグループ学習の仕組みや、修了者がメンターとして後輩を支援する構造を作ることで、運営コストをかけずにコミュニティが育っていきます。事業が「自走する場」になると、口コミによる新規受講者獲得にもつながります。
Q. コンテンツをゼロから作らずに教育事業を立ち上げることはできますか?
A.可能です。汎用的な基礎学習コンテンツを外部のプラットフォームから調達し、自社の独自ノウハウを扱うコアコンテンツだけを制作するというアプローチが、コストと時間を最小化しながら差別化を実現する現実的な方法です。
Q. 受講者管理に手間がかかりすぎています。どこから改善すればいいですか?
A.まずは「進捗の可視化」から始めると効果的です。誰がどこで止まっているかをデータで把握できるだけで、フォローの優先順位が明確になり、運営の負荷が大きく変わります。
Q. 小規模なスタートでも、事業として成立しますか?
A.十分に成立します。むしろ最初は小規模のほうが受講者の声を直接拾いやすく、カリキュラムの改善サイクルを速く回せます。「まず10人に届けて、そこから広げる」という設計が長期的な成長に繋がります。
オンライン教育事業の立ち上げにおいて、「自分たちにしかできない指導」以外のすべてを外部のシステムやリソースに委ねるという発想が、早期立ち上げの鍵です。運用負荷を下げながら、受講者が孤立しない設計を組み込むことで、持続的な学びの場が育ちます。
Schoo Swingは、自社ブランドの学習環境を構築できるCMS/LMS一体型のプラットフォームです。Schooの8,500本以上の学習コンテンツを活用することで、自社コンテンツが揃っていない段階からでも、教育事業の立ち上げをスムーズに始められます。
株式会社Schooについて
「世の中から卒業をなくす」をミッションに、インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を進めている。大人たちがずっと学び続けるオンライン生放送学習コミュニティ『Schoo(スクー)』は2012年のサービス開始後、「未来に向けて、社会人が今学んでおくべきこと」をコンセプトとした生放送授業を毎日無料提供。過去の放送は録画授業として約8,500本公開中。法人向けには社員研修と自己啓発学習の両立を実現する『Schoo for Business』を提供し、学び続ける組織作りに貢献。登録会員数は約100万人、累計導入企業は4,000社を突破。
2014年から約50の大学・教育機関のDXを支援。2021年9月にデータ活用型LMS『Schoo Swing』を提供開始。現在は高等教育機関だけでなく、資格学校や研修事業者など、多様な教育現場へと導入を拡大している。
奄美大島と包括協定を行うなど、地方エリアへの遠隔教育普及によって実現する「未来の暮らし」の確立も進めている。
2024年10月22日、東証グロース市場へ上場。
中澤怜士
Schoo Swing推進ユニット BizDev 教育DX担当
オンライン教育基盤の整備やLMS導入・リプレイスから、教育を新規事業として立ち上げたい学校・企業まで、要件整理から実行まで一貫して支援しています。
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